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感情と身体

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パントマイムをやりこんでいた頃、私が得意だったのは「不安」「怯え」の表現でした。 眼球を下斜め後ろに向けて背後を伺うようにすると「不安」や「怯え」の感情を簡単に呼び出すことができました。 今はそれだけの意識では「不安」や「恐怖」は呼び出されません。同時に肩を内側に巻き込んで少し胸郭を丸めて胸を丸めるようにして少し眉を顰めるくらいの動きをしないと出てこない。 つまり昔は眼球の動きだけで無意識にこの動作が呼び出されていたのだと思います。 そしてそれは恐らくトラウマからくる一種のフラッシュバック反応だったのだと思います。 感情と身体の動きのパターンがセットになってしまっていて、パターンの構成要素のひとつをしただけでセットになっている他の動きが無意識に出てきてしまう。そしてそのとき、動きとセットになっている感情も同時に呼び出されてしまう。 稽古したりボディーワークを受けたりしているうちに自然にこのセットは解消されていったようです。 ちなみに今は肩や胸郭や眉のコントロールをせずに眼だけで後ろを伺うと野村萬斎さん感が出てきます。返り討ちにできそう(笑) 身体からのトラウマの解除は気がつかないうちに起こっていて気がつきにくいことがあるかもしれない、と思います。劇的な変化ではないけれど穏やかで安全なことが多いです。 安全・安心な感覚の中で自分とつながりなおす Yielding Embodiment Orchestration Resonance Blue

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目の前のノート。部屋の空間。光の色。そういう当たり前のものたちが穏やかにここにある感じ。自分がいる、という感じ。 「空間がある」という感じもするし「時間がある」という感じもする。 余白、空間としての間。 余裕、時間としての間。 私が私にくつろぐためのスペース。 急かされずに私が私であることを感じるための余裕。 間の中にゆとりがあって、ゆとりがあると安心する。 そして安心しているとき、人は満ちている。 間って不思議。 安全・安心な感覚の中で自分とつながりなおす Yielding Embodiment Orchestration Resonance Blue