有機体としての場
先日させていただいたサテライト形式でのオンラインイールドワークショップで主催の方から、ある瞬間から会場(2間続きの和室で、2組のペアがワークされていました)とzoomで繋いでいる私(馬渕)の部屋の空間が統一されて一体化したような感じがした、と教えていただきました。 先日都立大学でのワークショップでもペアワークのある瞬間に空間が一体化した感じがしたと何人かの参加者の方がおっしゃっていました。 この状態をコヒーレンス(全体が一体化してゆらいでいる状態)と呼びます。 空間の中にある質感がうまれてきて場を統合していく感じ。その場にいる人たちが、それぞれ個でありながら全体としてひとつの生き物であるかのように響きあう感じ。 細胞の集合体が私たちの身体であるように、人もまた場を介してひとつの有機体のようにふるまう。生命の力がダイナミックに立ち上がってくる場であり、そこでは「存在」が立ち上がってくる感じがします。 そのような場をコンディショニングすることがイールドの技術で、本質的には扱っているのは身体ではないのだと思います。 オンラインワークショップの主催の方が 「ふんわりし ただけのリラックスとは別の、折り目の整った質、空間に張りがあるように感じられて、その一体感にはイールダーとしての海さんの力を感じました。もしかして私もそれにすこしは力添えできてるのかも?なんて、鼻高くなりそうな気持を抑えました 」 とご感想をくださいましたが、もちろん力添えをいただいているのです! 場はひとりではできないのですから。 安全・安心な感覚の中で自分とつながりなおす Yielding Embodiment Orchestration Resonance Blue