思い出す

 


最近よく、自分が良いセッションを受けたときの良い感覚を思い出します。

抗がん剤していた頃、わっと一気に頭に熱いのが登ってきてそのあと急にひやっとするというのがありました。その感覚を感じると高校生の頃に電車の中で具合が悪くなって倒れてた時の感覚が呼び覚まされて「倒れそうで怖いな」って思っていましたが、そういうフラッシュバック的なものの良い感覚バージョンって感じ。

温かいものが全身をめぐる感覚。

首の付け根が緩む感覚。

施術受けていた時の気配と一緒にふわっとそれが起こります。

「考える」と「思う」というのはそれが存在する階層が違うような気がするのですが、身体性があるものかないものかでそれが分けられるとしたら、この「思い出す」で、自分がどの階層のことをしているのかが判別できて稽古に使えるなあとちょっとホクホクしています。

いい感覚を思い出すことって回復モードに入ることにも繋がっているように思います。身体で遊ぶことのひとつとして、試してみてはいかがでしょう。

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