寒さ





那須にキャンプに行きました。

日が落ちるとかなり冷え込んできました。焚き火の炎に照らされた場所だけが熱く、全身が温まらなくて寒い。

yieldのモードに切り替えてみたら、炎に暖められた風がふわっと下から上がってきて肌を包むのが感じられました。あ、こっちの方が寒くない。匂いも煙の匂いを感じていたのが、木の芳香が入ってくるようになって心地よい。すっかり気持ちよくなって、そのまま居眠りをしてしまいました。

朝目が覚めて(夜は焚き火消してからちゃんとテントに入って寝ました)、一人で散歩に行ったときに森にyieldしてみました。

あれ?やっぱり寒くない。

そうか。「寒い」というのは単純に「気温が低い感覚」ではなくて防衛反応なんだなあ。私は物凄く寒さに弱いのですが、それは過剰防衛してるからというところもあったのかもしれない。防衛反応を解くと、身体に熱が巡るスペースができるのと、「寒さ」が単に「気温が低い」感覚に近づくので楽なんだと思います。

自分が身体感覚だと思っていたものの中に、既に評価・意味づけがなされたものが混入してるのかも?と思うととても面白い。今年の冬は寒さで遊ぶ機会を作ろう。

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