集中のモード

 最近、スラックラインという遊びを楽しんでいます。ベルト状のラインを歩いたり飛んだりするスポーツなのですが、弾性があるのでバランスをとるのが結構難しくて、まだ私はようやく歩けるようになってきたところです。

何年か前に観光地で見つけてやってみたところ、空間知覚とバランスの感覚の繋がりがあるように感じて探求してみたくなりました。

療養生活はさんでだいぶ間が空きましたが、最近またぼちぼちやり始めてみたら意識をひとつにまとめる(開いた状態でひとつにまとまる感じ)感覚が出てきました。自分が面白いと感じることにはこのモードを使うことが多いので、これはいいトレーニングになるなと思っています。

集中というと通常一点に集中することを思い浮かべることが多いですが、この一点集中はおそらく自律神経のモードで言うと交感神経優位。これに対して、拡散する方向への集中というのもあって、こちらは副交感神経が大きく作動している状態だと思います。周辺視野でものを見ていて、ちょっとぼーっとしているような感じの集中。

パントマイムやお芝居、武術や施術でもこのモードはとても有効だし、自分の経験ではこのモードはゾーンといわれる意識の状態の入り口になっているような気がしていて、とても興味深い感覚です。

私はあまり運動神経は良くないのですが、できるできないは別として、身体感覚を探求しながらマイペースに遊んでいると自ずと身につくものがありますね。








コメント

このブログの人気の投稿

余裕をもつ

セッションについて