佇まい

 



八光流柔術豊和会を主宰されていて、脱力トレーニング指導の専門家の広沢成山先生のところに稽古をつけていただきに行ってきました。

腕をつかまれたときに、腕はそのままに胸を脱力すると「やられてしまっている感」みたいなものがなくなるのが面白かったです。

身体は頭が「怖い」と認識するだいぶ前に起こり得ることに対してリスク評価をしている。そして身体が「リスクがある」と認識したとき無意識に身構えているのだなあ。

その身構えは生き物として必要なものではあるのだけれど、相手の技がかかりやすくなってしまうという欠点もあるみたい。

広沢先生の崩しは軽くて柔らかくて、佇まいそのままだなあと感じました。何か重たいもの、暗いものが感じられない。

人に振り回されるとか人を振り回してしまうとかいうのは、自分の中にある重たいものや暗いものがあるから起きることなのかもしれないなあと思ったりしました。

生き方と身体が一致されている方は佇まいから受け取るものにも学ばせていただくものがあるように思います。

学びの多い稽古をさせていただいて、感謝です。




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