印象派

 サバイバルキャンプWAN2では森の中で感覚瞑想をしました。

そのとき、ほんの短い時間だけ面白い光景を見ました。

緑の点が流れてる感じ。「映画マトリックスのあの文字列みたいだな」と思ったらすぐにその風景が解体していつもの風景に戻ってきてしまったけれど。

私たちが普段見ている風景は既に経験から解釈され意味づけがされたもの。

そこから「あれは葉っぱ」「あれは空」「あれは土」という判断を外して、「あれとあれは別々のもの」という区切りを外して、「こっちが手前でこっちが奥」という奥行きもはずして…全部外したら目にしているものはうごめく光のパターンなんだなあ。

きっと何かのはずみであのとき解釈や意味づけが抜け落ちちゃったのだろうな。森の力がそれを助けてくれたのだと思う。そして頭が働いたから通常モードに戻った。

印象派の人たちの絵ってこんな感じのこと言いたかったのかな?と初めて思ったのでした。

人間の知覚や認識って面白いな。

コメント

このブログの人気の投稿

セッションについて

バウンダリーと背骨

ふたりでおどる