アート
セラピストの先輩、柴田先生のセッションを受けにいきました。
右脚をもの凄く微細に動かして頂いている時、その微細な動きの質に自分の身体がシンクロしていくのを感じました。自分の身体がゆらぐ水面になっていて、それを眺めているような感じ。
その揺らぎがたまに部分的にフリーズする。ノイズの入った動画を見ているときみたいに。
少し集中して水面の揺らぎに意識を向けてみると、そのフリーズみたいなものが起きている奥に、何か動いているものがある感じがしました。目を凝らしてみたら水の中に何か生き物がいた、みたいな感じ。
その生き物は波から逃れようと身をよじったり、波に逆らおうとしたりしていて、何となくその動きの中には過去の感情みたいなものがある気がしました。
普段は自分の質に埋もれて見えないものが、自分と違う質が素地になったことで浮かび上がってきたんだろうなあ。
質というのはこんな風に伝える事もできるのかと驚いたし、他者とセッションすることの意味を改めて感じました。
素晴らしいセッションに出会うとセラピーというよりもアートだなあと思います。
コメント
コメントを投稿