ルビンの壷



昔、古武術の山口潤先生が

「隙間というのは2つ以上のものが同時に目に入ったときにできる空間のことで、もしも大草原にぽつんだったらそれはただの空間です。」

とおっしゃっていて、なるほどなーと思いました。

yieldで扱うのも「間」。

二つの相反するものが同時に目に入るとき、生きることのダイナミズムを感じるのはなぜなんだろう。

「生と死」「永遠と瞬間」「自己と他者」

「ある」ところから眼を反転させて「ない」ところを見るとき立ち上がってくるものたち。

世界はルビンの壷みたいだなあ。



コメント

このブログの人気の投稿

セッションについて

バウンダリーと背骨

ふたりでおどる