コントロールと介入

 

yieldのセッションでは介入を最小限にして受け手の方の内発的な変化を大切にしています。

関西のWSに参加してくださった方からの「コントロールと介入」というお話についてお答えして改めて思ったのだけれど「コントロールしないということと働きかけをしない」ということはしばしば混同される事があるのかもしれません。

yield含め、施術やボディーワークというのはコミュニケーションという側面は必ずあって、むしろ問われているのはその質ではないかと考えます。

「コントロールしない」ということは「相手を制限しない」ということであり「相手の自由を奪わない」という事であって「働きかけをしない」ということではないのではないかと思う。

だから一見受容的なように見えて場の空気を使って相手に制限をかけるということもあり得るし、逆に働きかけているけれどコントロールはしていないということもあり得るのではないかと思います。

そういうのって結構生理的な感覚で、それこそ施術者のあり方や人間的な成熟度が問われるところなのではないでしょうか。

良いセッションが提供できるよう、自分のあり方を整えていきたいものです。

安全・安心な感覚の中で自分なとつながりなおす

コメント

このブログの人気の投稿

セッションについて

バウンダリーと背骨

ふたりでおどる