世界との関係性を学びなおす



「私」というのはいつも決まった人間のようでいて、そうではありません。

「妻」であったり「母」であったり「友人」であったり「子」であったり、相手との関係性によって全く違う様相を現します。

日常的な意味合いでの人間関係では、関係性から身体感覚なり適切な距離や位置関係が決まってくると思いますが、yieldでは逆に間合いや身体感覚、共鳴を使って「ゆだねる動き」が現れるような関係性に入っていっているのではないかと思っています。

私自身がyieldのセッションを受けながら体験してきた事から思うのですが、「誰かといて深く安らぐ」という経験が少ないと、他者に対しても世界に対しても身構えた状態になってしまいがちです。

身構え続ける事はエネルギーを消費するし、その状態がデフォルトになってしまうと休息の質が下がって、眠っても疲れが取れなかったり、ちょっと動いただけで疲れてしまう、という状態になってしまう事もあります。

身体に「深く安らぐ」という状態を体験させてやると、身体は少しずつ、深く休息することや、過剰な身構えをせずに世界と関わる事を思い出してゆくのだと思います。

深く休息が取れれば身体は自ずと整う方向に向かいます。

そして、世界との関係性が変化したときにどんな風景が見えるのか。感じてみて頂けたらなあと思います。


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