自己紹介⑧

 SEを受け始めてしばらくして、数年前から気になっていた能楽師の安田登さんのイベントを見つけました。SEで最初1番気になっていた田畑さんとのコラボイベントで、何だかご縁を感じるなあと思って参加しました。田畑さんのデモセッションを拝見していたら背中側の空間が開いた感覚がして、舞台を観ていても持っていかれないと言うか、身体にちゃんと留まっている感じがしました。背中の空間感覚のクリアさと見ていただけで感覚変化が起きた事がとても衝撃的で、やっぱり田畑さんのセッションを受けてみたいと思いました。

『2018年6月20日

ロルファーの田畑さんと、能楽師でロルファーの安田さんの対談「憑依と肚について,空間に於ける位置関係のパフォーマンスに与える影響」+3000年くらい前に成立したシュメールの物語を能にした「イナンナの冥界下り」を見に行ってきました。

田畑さんがイナンナの出演者にロルフィングのセッションしていたんだけど、位置関係を使うというのが面白かった。出演者の人は、まずイナンナの謡を一節歌って声の出具合を確認してから施術台に仰向けに寝る。で、田畑さんがどの位置にいると出演者の人が快適か質問したり、身体の様子を観察しながらいい位置を見つけて立つ。身体の様子を確認しながら間合いを変えたり、ちょっと触れてみたり、受け手の感覚を誘導してみたりしておしまい。超地味。

でも、起き上がった出演者の人は胸がすっと抜けて、肚が座った感じになっていました。もう一度同じ謡を歌ってみせて、それも変化していたけれども一番変化していたのは普通に話すときの声。とても深い声になっていました。

お、凄いなぁ!距離は近けりゃいいってもんでもないんだなぁ。とびっくりしてみていたのだけど、その後その出演者さんが再度微調整をかけてもらっているのを見てたら、ふっと私の背中が抜けた。背中側に空間が広がった感じ。その後イナンナの舞台を見ていた時も、帰ってきた今も、背中側にちゃんと空間がある。

「人間の身体は響きあうようにできていて、身体が整った人と同じ空間にいれば整う方向に動くし、身体能力が高い人といれば身体能力が底上げされる」というのは実感としてあったけれど、そこそこ距離があっても、凄く集中してみてるわけじゃなくても共鳴してしまうのかとびっくりした。

田畑さんの共鳴能力の高さに共鳴して私の共鳴能力自体が底上げされていた可能性もあるかな…。あるいはその出演者の人とよっぽど波長が合ったのか(;'∀')』

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