チューニング



パントマイムの稽古をしていた頃に見つけた遊び「形を真似してみてどんな感覚がするか感じてみる」。人間でも絵でも彫刻でもなんでもいいのだけれど、その形になってみて感覚を感じてみる。今思えば、ミラーニューロンのトレーニングになってたんじゃないかって気はするのだけれど、この遊びは施術を学ぶ時にも役に立っています。

動きとか形とかいうのは大概ある感覚を持った結果そのようになっているので、形を習うのに形だけをずっと見てしまうと先生の技術の本質は見えないように思います。それよりも、先生がその動きなり姿勢をしているときにどんな感覚でいるのかを探してみる。慣れてくると身体を動かさなくてもある程度は感覚がわかるようになるみたい。

といっても見てわかることには限界があります。だから、先生に「こんな感覚がしたのですが、どうなのでしょうか?」ということを質問して照合してみる。私の場合は1年くらいやってるとなんとなく基本の感覚が少しづつ掴めてくる感じでした。

パントマイムと施術じゃ全然違う事のように思えるけれど、身体感覚をどう使うかということでいうと共通することはとても多くて、ほんの少しアレンジして同じことを稽古してるなあって感じがします。




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