共同体感覚



若い頃印刷会社でアルバイトをしたことがあります。

印刷物を組みたてたり組み合わせたり、複数の工程を分担して行う作業。

呼吸を合わせて作業してみたらどうかな?と遊んでいたら、その日のパートナーのミャンマー人の方がニヤリと笑って「作業がしやすいよ」と言ってくれました。それから何となく仲良くなって色々な話をするようになりました。

呼吸を合わせると相手にもそれが伝わるんだなあ、そしてそれはお互いのコミュニケーションのベースになるのだなあということが面白かったです。

労働や作業のときに歌われる木遣歌というのがありますが、あれも呼吸を合わせるための装置なんだろうな。そして本来はこういう呼吸を合わせる感覚が共同体感覚の根底にあるものなんだろうなあという気がします。

コメント

このブログの人気の投稿

余裕をもつ

セッションについて