悪い姿勢ってなんだろう?



悪い姿勢って何だろう?という事をここのところ考えています。

私には長く抱えてきたパターンとして、疲れたりやることが多過ぎると「首が前に出てしまいがち」というのがありました。

元々はずっとその状態だったのがロルフィングを受けてからちょっとずつ改善されて「過剰なストレスがないときはそうでもない」という風にはなりましたが、やはりちょくちょく出てくる。

初夏、それまで感じないようにしていた自分の中のネガティブな感情(過去の怒り)をじっくり感じてみることをしてみました。観察してみるとこの怒りの根っこには「とても頑張ったのに、報われていない」というような気持があるようでした。

自分の深いところにある信念のようなものに向き合うのは精神的にも肉体的にもかなりしんどかったので、田畑さんのyieldでフォローして頂きました。

1回目のセッションの帰り道、私は「頑張ったのに報われていない」と思いながらも同情されることも拒否していて、自分で思っていたよりもずっとギリギリのところで踏みとどまっていたのだなあという事に気が付きました。そのことが身体で理解できるようになったら、少しずつネガティブな感情とコンタクトがとれるようになってきました。

2回目はWSでのyieldデモセッション。「首は尾骨から始まるのだ」という感覚が出てきました。今まで感じたことがない不思議な感覚で、凄く面白かった。やじろべえみたいに尾骨から首を支えているような、動きの起点が尾骨みたいな感覚。

それからしばらくして、私の首が前に出る姿勢というのは、押しつぶされそうになっているときに力を振り絞って立ち上がり、何とか前を向いて進もうとしたときの名残だったのだと気が付きました。

自分なりに良く生きようと精一杯頑張っていた過去の自分をそこに感じたとき、首が前に出てしまう癖を悪い姿勢だと思えなくなりました。

今も時々そうなってしまうことがあるけれど、そんなときは自分の胸に手を置いて「そんなに頑張らなくても大丈夫だよ」と話しかけて尾骨に意識を戻してやる。歩く速度をゆっくりにしてみる。そうするとちゃんと頭が真上に乗ってきます。

一見「悪い」ように見える身体の癖。矯正してしまうのではなくて、和解するという道は、時間もエネルギーも使ったけれどとても豊かなものを連れてきてくれました。

それは自分自身に対する信頼感であり、動きの起点が尾骨=肚と頭の統合 の感覚でありました。

yieldが治療的ではないからこそ育んでいけるものがある、そんな風に思います。

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